毎日ポンコツ日記

働くこと、生きること、毎日が少し楽しくなるブログ

【基礎編】ポンコツで仕事ができなくても生き残る方法

 

ポンコツの皆さまお疲れ様です。

本日はポンコツの方々が実社会で生きていけるように、私なりの経験と工夫(?)を共有させていただきたと思います。

今回の内容は主にサラリーマン、OLの方に向いているかと思います。

 

 

 

 

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ポンコツ社会人を取り巻く背景

我々ポンコツにとって現代社会はまだまだ生きづらい社会です。ようやく多様性・ダイバーシティという言葉が浸透し様々な特性を持つ人に寛容になりつつありますが、ポンコツは努力が足りない、やる気がないと思われがちです。

 

普通の上司は、なぜちょっと考えれば分かるような機転を利かすことができないのか、指示した内容と違うことをするのか(※ポンコツさんとしてはちゃんと指示通りやろうとしています)、なぜ報連相が支離滅裂なのか、、、と頭を抱え、イライラを募らせていると思います。

 

悲しいことに、現在時点ではまだ、学校特に文系大学を卒業している人たちの間では、自分と同じ思考の仕方をしていると思い込んでいる人が多くいます。

【同じ思考をしている人=話が通じる人=優秀】という図式がなりたってしまっています。

本当は皆それぞれ思考法が違うのですが、会社員としてはそれが受け入れられていないのが実情です。

 

そして、上司は部下に期待し、部下ができないことは自分が成長させてあげなくてはというミッションを背負っています。

上司はポンコツ部下がパフォーマンスを上げられるよう、何故ミスをしたのか、どのようにしたらミスを防げるのかなどの対策を練ろうとしてくれます。

上司は部下を一人前にしようとしてくれるのです。。。

これが本当に悲劇!!( ´∀` )

 

本当に上司は色々とポンコツ部下を改良するために努力と愛を注いでくれます。

でも、何度も、何度もポンコツを繰り返してしまう部下。

 

上司は疲弊してしまい、今まで注いでくれた愛情は憎しみに変わっていってしまいます。そのことにより、上司との関係が悪化し、モンスター上司化してしまいます。

 

 

 

ポンコツ社会人が抱え込みがちな問題

 ポンコツな我々も上司の期待にこたえたい、同僚に認めてもらいたいという思いから一生懸命頑張ります。

でも、上手くいかない日々。

新入社員の時は色々と親切にしてくれていた先輩達も「同じこと何度も説明させないで!」、「何で今それやってんの!優先順位かんがえてよ!!」などなどキツいお言葉や態度をとられるようになるでしょう。

 

まだ何も言っていないのに近づいただけで怒られたりします。

もはや上司はパブロフの犬的な反応でイラついているのです。

 

そうすると、ポンコツさんは委縮し、毎日ビクビクするようになり、会社に行くことが億劫になることでしょう。

 

ポンコツさんなりに考えて、「分からないことはちゃんと質問しないと!」と思い質問すると、上司や先輩から「自分で考えてから質問してこい!」と怒られる。自分で考えて分からないから質問しているのに、もう八方ふさがりですね。

 

そして、どんどん会社で自分の居場所がなくなったように感じ、焦り、また失敗を繰り返すという負のスパイラルに陥ってしまいます。

ストレスによって脳に負担がかかり、思考力も低下してしまいます。

心がキズついているから、言葉がうまく出てきません。

 

本当につらいですよね。

でも、大丈夫ですよ!!

 

 

ポンコツ社会人としての生き方ー心の在り方ー

上記で述べてきたように、ポンコツさんは職場で居場所をつくることにご苦労されることが多いと思います。

私はポンコツさんが生き残るためには、今抱えている問題を正しく認識するこが重要だと考えています。

 

ここで私が言いたい問題の認識とは、「相手の話を正しく理解できない」、「ケアレスミスをしてしまう」、「仕事が効率よくできない」という表面的なことではありません。

 

問題とは下記のような構図が成り立ちます。

【問題(課題)=理想と現状のギャップ】

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理想と現実のギャップ

 

 このギャップが大きいほど問題が大きくなり、悩みが深刻になりがちです。

 

ここで考えていただきたいのが、そもそも理想(あるべき姿)って誰が決めたの?ということです。

理想の姿は全てご自身で決めたものです。

 

もちろん、周囲の環境(ご両親からの期待や優秀なお友達の影響)でいつの間にか作り上げられた理想像かもしれません。

かく言う私も自分で作り上げた理想像に苦しめたられていました。

だって、高い理想を持つ自分ってかっこいいじゃないですが。笑

 

理想を持つことはいいことだと思います。

しかし、その理想は誰が決めたの?本当に追いかけるべき理想?

ギャップが大きすぎて自分を苦しめていない?

それを一度考えてみてください。

 

理想がいつの間にか執着となり、こうあらねばならないという思い込みに変わってきてしまっているのではないでしょうか。

釣りバカ日誌の浜ちゃんみたいな生き方をしても、本当はいいのではないでしょうか。

www.tv-tokyo.co.jp

 

 仕事ちゃんとしなくたって、可愛い奥さんもらって幸せそう。

※ちなみに浜ちゃんはポンコツに見えるだけで、ポンコツではありません。

 

悩んでいるポンコツさんは理想の姿を、

  • 経済的に自立していて、颯爽と仕事をしている
  • 仕事ができるかっこいい先輩として、尊敬されている
  • 上司から頼りにされ、大きなプロジェクトをまかされている

などなど、思い巡らせているのではないでしょうか。

私は実際そうでした。

そして、理想と現実との差にショックを受け、一生懸命に思想を追いかけました。

 

そしてある時追い込まれすぎて考えたのが、「待て待て。こんな理想像を追いかけて自分をする減らして、人生楽しいか!???」という疑問でした。

 

こんなに苦しい思いをしても理想に追い付かないのだから、いっそ理想の姿を下げたらいいのでは!?????

 

【理想の姿=今の自分】にしてしまったら、問題が一気になくなるのです。

 

でも、そんな考え方だったら、いつまでたっても成長しないのでは、、、

ずっと、職場で居場所がないのでは、、、と怖くなるかもしれません。

 

でも、今までずっと頑張って来たのに、上手くいかなかったのであれば、考え方・あり方を変えてみるしかないと思います。

 

仕事ができなくても、人に迷惑かけっぱなしでも、今のご自分に◎をつけてあげてください。

 

どんなにダメな自分でも◎を付けられるようになれば、上司も先輩も怖くなくなります。

成長なんて無理矢理する必要ないと思います。

 

人は、無理矢理に頑張らなくても成長するものです。

勝手に背も伸びたし、爪も伸びる。

 

自分がこれは勉強してみたい!挑戦してみたい!と思うことはどんどんやればいいです。

挑戦してもいいし、挑戦しなくてもいい。

頑張ってもいいし、頑張らなくてもいい。

 

これは自分への諦めではありません。

今の自分を受容するという人間として、とても大切なプロセスだと思います。

 

それができずに無理して頑張ることで歪が生まれます。

それが認められず頑張ることで、またミスをし、周囲に迷惑をかけるというループを断ち切ることはできません。

 

今のポンコツな自分を認めてあげることで、初めてそのループから抜けることができると思います。

怖がらずに、自分を認めてみたら新しい世界がまっているかも。

 

 

また、ポンコツで仕事ができなくても生き残る方法は実践編も書きたいと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました。