【心屋編】わたしがポンコツだと気付いた瞬間
皆さま今日もお疲れ様です。
今日は私がポンコツだと気付いた時のことを書こうと思います。
約3年前のことでした。
それは、心屋仁之助さんのPodcastを聞いたのがきっかけでした。
そう、心理カウンセラーとして有名な心屋仁之助さんですよ!
心屋さんの評判については賛否両論あると思いますが、
わたしは少し救われました。
※心屋教信者ではありません。多分。笑
セミナーや講演会は行ってないし!( ゚Д゚)
本は買ってるけどね。
それまで心屋さんのことを、「テレビにでてるすごい人。」ぐらいの認識しかありませんでした。
もともと、社会人になってから思い悩むことや、心の晴れないモヤモヤ、
思考がクリアにならない感覚がずーーーーっとあり、苦しい思いをしていました。
そんな時、先にご紹介したPodcastの放送を何となく聞いていたわけです。
そして、衝撃の放送第三回。
第3回 前者、後者って? - 心屋仁之助の「ホントの自分を見つけるラジオ」
この放送で語られたのが、前者、後者論。
前者とはマルチに何事もこなせる、器用な人。
後者は頑張るけどへましちゃうポンコツさん。
前者は場の空気が読めて、スマートに行動でいる人。
後者は場の空気が分からず、ヒンシュクを買ってしまう人。
前者はどんな時も会話に集中できる。
後者は会話中に違うことを考える、又は頭が真っ白になる。
前者は大人。
後者は子ども。
・
・
・
・
あれ、私なんだか後者の特徴に当てはまる。
いやいや、そんなことない!
だって、小さい時から優等生だったし、
仕事だって頑張ったらできるし!!!!
すごい頑張ってるし!!!!!!!
そう、頑張らないとできなかったんです。
クライアントとの打ち合わせで、想定外の話になったら、頭真っ白。
ついにはトンチンカンな回答をしてしまう。
帰社して報告しようとしても、頭真っ白だったから説明にならず、上司に怒られる。
できない自分を責め、理解してくれない周りに不満を抱いていました。
ただこれは、私が若いから、経験不足だからと言い聞かせ、毎日、毎日、毎日、涙をこらえて頑張っていました。
頑張ればいつかは報われる。
私が変われば、
私が成長すれば必ず上手くいく。
人に馬鹿にされないように、毎日頑張っていました。
しかし、心屋さんが言うには、
後者はずっと後者。
頑張っても上手くいかないよ。と
( ゚Д゚)!!!!!!
なんだと!!!!
こんなに頑張ってたのに。。。一生私はポンコツなんだ。。。
いやいや待てよ!
私は後者ポイだけで、本当は前者かも!←この考え後者の特徴らしいですよ。
そんな葛藤を何か月もウジウジと悩んでおりました。
丁度そんな時、仕事の環境が変わり、新しい上司に詰められるようになり、会社にいるだけで心臓がバクバク、息が浅くなっていました。
同僚にばかにされているのではないか、上司にまた怒られるのではないか、ドキドキドキドキ。
つらかったです。
人生で初めて私の心は折れてしまいそうになりました。
真剣に心療内科を毎日検索していました。
あ、そういえば心屋さんが後者は後者、天使みたいにフワフワしてていい。
ありのままでいい。
誰の役にも立たなくてもいいって言ってたな。
私は、社会人は仕事に熱心で、情熱があるのが当然で、
会社やお客様の役に立つからお給料がもらえると思ってた。
そのお給料には怒られ代や、我慢代が含まれていて、皆そうやって頑張っているんだって思っていた。
仕事にやる気がない人のことを見下していた。
そして、仕事は好きでいなければならないと。
でも、その考えは自分自身を苦しめました。
本当の自分はポンコツなのに、その自分を隠して、消し去ろうとしてた。
『仕事できなくてもいい。』
『仕事が嫌いでもいい。』
バリキャリに憧れてた私には、この言葉はすごく言いづらかった。
でも、何回も言ってみて。
自分は何にしがみついていたんだろうと、やっと思えるようになった。
呼吸が楽になり、気持ちが落ち着きました。
仕事は今も嫌いです。
嫌いなことを認めてあげることができました。
嫌なことは嫌だと思っていいんだ。
やりたくないことは、やらなくていいんだ。
私、ポンコツでいいんだ!!!
決して1日で気持ちが変わったわけではありません。
でも、自分の思い込み、罪悪感に気が付いたときから変わり始めました。
そして、今ではポンコツである自分が好きです。
苦労をすることはたくさんあるけど、思いもよらない面白いことを巻き起こせる。
今苦しんでいるポンコツさんにも、届いたらいいな。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!